ITベンダから社内SEに転職する志望動機ってどういうのが適切? | 情シスあるある

今回は、ITベンダから社内SEに転職した私の経験を元に、履歴書や面接時に必要な志望動機について記載します。

なぜITベンダを辞めるのか

まずは直接の「志望動機」ではない「退職動機」について記載します。

履歴書に記載する必要は無いですが、面接時に必ず聞かれるので準備は必須です。

「残業が少なそうだから」はNG

ITベンダからユーザ企業の社内SEを目指す人の大半の人の理由は、

残業がなくてラクそうだから。

だと思います。採用する側ももちろんその「下心」は分かっていますが、履歴書に直接記載することは避けたほうが良いです。

書類選考時にネガティブなイメージを持たれ、落とされる可能性が高いです。

ただし面談時に、

エンジニア
○○(ライフ)を実現したいが、残業が××(ワーク)であるとワークライフバランスを保てないため

と伝えるのはありだと思います。

○○の例は、「両親の介護が必要」や、「共働きなので育児に協力が必要」

xxの例は、「土日も休みがない」や、「深夜にしか帰宅できない」など(盛った方がよい)

ワークライフバランス

ITベンダには無く、ユーザ企業にあるもの

なぜ辞めるのかはネガティブですが、最も注目されるのがポジティブさが求められるこの項目です。

IT企業では経験できなかった事を、ユーザ企業で経験したいと伝えるのが一番でしょう。

例えば、下記のような理由です。

  • ユーザと一緒に業務改善していきたい
  • ITを目的では無く。手段として提供したい
  • プロジェクト単位ではなく、人生をかけて改善に取り組みたい

上記に、自身のエピソードを加えられると、現実味が増して良いです。

私は2つ目がメインで、

エンジニア
自社サービスありきで、フィットしないお客さんにもビジネスとしては売らないといけない立場に疑問を感じた
という回答しました。

技術に未練がないか

ここは自分自身にも問う必要がありますが、

ITエンジニアとして、技術のスペシャリストとして生きる道をあきらめる覚悟はがあります。と胸を張って言えるか

ですね。そしてなぜ技術を追わなくて良いと思ったのかもエピソードがあると良いです。
私は

エンジニア
プリセールスとして自社サービスに関わるにあたり、お客様の興味はITのアーキテクチャではなく、それによる効果だという当たり前の事実に気がついた。なので効果にフォーカスした仕事をしたいと考えるようになった
と答えました。

なぜその企業を選ぶのか

さて、ここまでで「なぜITベンダを辞めて、ユーザ企業を選ぶのか」は説明できるようになりました。(One of Themの理由付け)

次は、「なぜ、あなた方の企業を選ぶのか」を説明する必要があります。(Only Oneの理由付け)

業種に対して最低限の知識は必要

社内SEからユーザ企業に転職する際に、業種を絞る人はそんなには多くないと思います。
(金融などに特化した業務SEなら有り得ると思いますが)

私も正直、給与が良さそうな金融・医療系が第一希望でしたが、書類審査が全く通らず、製造業の企業に就職しました。

なので、様々な業界の中で、この業界が良かった(Only one)ということを本音で言える人も多くないと思います

ITエンジニアにとっては、応募する企業の本業がどのようなものなのか、全くイメージが湧かない場合も多いです。

でも最低限、面接の前にユーザ企業の業界全体の動向、対象企業のポジショニングは調査しておきましょう。

なぜかというと次の項目に関わってくるからです。

業績があがったひとのイラスト

企業の成長と自分の成長

最後になりましたが、

ここが最も大事です。
  1. ユーザ企業の情シス部は限られた予算内で人を採用しようとしている
  2. 企業の成長に欠かせない人材を採用したい
  3. 企業の成長と中途採用者の成長希望がリンクすれば最高

ということです。

なので、その会社が今後どのように成長していきたいと考えているかを先読みして、自分の方向と一緒だと伝えるとGoodです。

私は

エンジニア
グローバル化が進むこの業界で、御社はグローバルに拠点を展開しています。ただし、本業の展開はすすんでもITなどの管理面では統合的に管理されていないのでは無いかと推測します。私はグローバルな仕事をするのが夢だったので、御社の成長と一緒に成長していけたら良いと思います

と伝えて好感触を得ました。

いかがでしたか?
あくまで私の体験談ですが、考え方のシナリオとしては参考になったかと思います。