社内SEの残業は多い時でも10時間以内なのか? | 情シスあるある

今回は「社内SEは楽?やりがいやストレスは?について私見を書いてみる」で触れた、社内SEの残業時間について紹介します。

下記の記載は、あくまで私の現職場の実体験によるものなので、社内SEという職種の1パターンとして捉えて貰えればと思います。

社内SEはほぼ毎日定時?

冒頭に結論を言ってしまうと、下記の通りとなります。

定時に帰れる日は週1回位

残業時間は平均45h/月前後

いかがでしょうか?

ITベンダにいる方からすると「少ないけど、想像したよりは多い」と感じるんじゃないと思います。

では、社内SEはどのような時に残業するのでしょうか?

定時内にできないシステムメンテナンス

システムの中には定時内に影響があるとマズイため、必ず定時後にメンテナンスするものがいくつかあります。

と、いっても深夜帯や休日というはレアで、19時くらいから余裕でメンテできます。
ベンダにいた時は、土日が当たり前っていう業態の方々もいたのでかなり楽です。

私の所属している部の平均は4~8h/月くらいがこのシステムメンテ対応です。
(もちろん人によって異なりますが)

関連記事:社内SEを苦しめる「低品質システムの運用」ってどれだけクソなの?

指差し呼称している人

明日に引き伸ばせないトラブル対応

当然ながらシステム障害(トラブル)が起きると簡単には帰れません。

でも、トラブル対応がベンダ中心で、影響がそこまで大きくなければ帰ることができます。
会社にいても「復旧しました」と周知する以上の意味が無く、翌朝でも良いからです。

ベンダ側で働いていた時、

お客さんから問合せあってトラブル対応しているのに、解決して電話したら既にお客さんが帰ってた・・・

なんて経験がありますが、
社内SEの立場になってみると待機している工数は完全にムダなので、帰れる時は帰るんです。

私の所属している部の平均は6h~12h/月くらいがこのトラブル対応です。

関連記事:社内SEを悩ますトラブル対応。システム障害にはどのように対処するのか

社内SEにもデスマーチはある

冒頭で45h/月と書きましたが、100h/月を超える時が無くはないです。

私自身の最高は80h/月手前ですが、3年勤務して3人×100h/月×3ヶ月を1度見たことがあるくらいです。

残業何時間からがデスマーチかは人によって異なると思いますが、
過去基幹システム導入時に10人×150h×半年があったらしいので、
それなりのデスマが無いことは無いと思っておいたほうが良いでしょう。

残業する人

情シス部長と労働組合がカギ

上記例はあくまで突発的なものなので、恒常的な業務(プロジェクト等)による残業がどれくらいかが7~8割を占めます。

風土によって異なる残業の捉え方

最も多くの要素は、

情シス部長に対して、何時間残業していたら「忙しいのでムリです」と言えるかに依る

と言えます。

私の現在の職場では、36協定のリミット(80h/月)を超える直前で初めてムリと言えます。
(ちなみに先々月は間接部門にも関わらず、情シス部が全社の残業1位に輝きました)

部長によっては45h/月(組合と協議が必要)をリミットとする方もいますし、1hでも残業したらコストセンターとして望ましくないと考える方もいます。

36協定を死守する製造業

労働組合の強さも残業量を大きく左右します。

現在の職場では、月の残業リミット(80h/月)を超えるときには、役員に報告が行きます。
(なので部長は基本的に80hに抑えようとする)

これは労働組合が強い製造業ならではだと思っています。

逆に労働組合が無い会社では、社内SEに限らず社員が無茶な働き方をさせられても文句言えませんから、転職する時に労働組合の有無は大きなチェックポイントだと思います。

以上、社内SEの残業について紹介しました。